クラフトジンとはどんなジン?

クラフトジンとはどんなジン?

500~600年の歴史を持つジン。長い歴史の中で様々なタイプのジンが生まれていますが、ここ数年“クラフトジン”が世界的に流行しています。
今回は、このクラフトジンが一体どのようなスタイルのジンで、どのような特徴、魅力を持つのかご紹介します。

自由で個性的、造り手の思いが反映されたクラフトジン

ジャパニーズ・クラフトジン

まずそもそもジンとは、ベースのスピリッツにジュニパーなどのボタニカル(草根木皮)を加えて蒸留し、香りづけされたお酒。その中でも以下のいずれかに当てはまるジンを、クラフトジンと呼ぶ傾向があります。(クラフトジンに明確な定義はない)

  • ユニークな成り立ち、ストーリーを持つ
  • その土地ならではボタニカルが使われている
  • こだわりの原料のベーススピリッツを使用
  • こだわりの製法で造られている

ざっくりまとめると、「造り手のこだわりが反映された個性的なジン=クラフトジン」です。
大手ジンブランドに比べて、基本的に少量生産(スモールバッチ)であることも特徴です。しかし、少量生産のものが全てクラフトであるわけではなく、上記の理由やこだわり、個性があった上での少量生産です。また、クラフトジンは、ボトルやラベルのデザインにも造り手のこだわりが活きており、見るものを楽しませてくれるデザイン性が豊かなものが多いのも特徴です。

今や日本でも、400を超えるクラフトジンを楽しむことができますが、そのいずれもが独自の個性を持っており、柑橘香が豊かなものからフローラルなもの、フルーティーなもの、そしてスパイシーなものまで、香りと味わいのバラエティもとにかく豊かで、飲み手を楽しみませてくれます。
ジュニパーを使用すること以外に明確な決まりがないという、良い意味で定義がゆるいジンだからこそ、こうした自由なスタイルのジンができると言えます。

その土地の風土やカルチャーが反映されている

花

ジンの代表的な産地といえばイギリスやオランダなどが挙げられますが、自由で個性的なクラフトジンは、ヨーロッパ諸国はもちろん、アメリカや南米、アフリカ、そしてここ日本でも造られています。
その産地の風土やカルチャーがバックグラウンドにあることも多く、例えばワインが有名なフランスのジンならブドウを用いてみたり、食後にグラッパ(ブランデーの一種)を飲む傾向があるイタリアなら、それに代わるようなリッチな味わいのジンが多く、フィンランドのジンならリンゴンベリーやクランベリーなど特産品、日本なら柚子やお茶の葉など伝統素材がしばしば用いられています。
そうしたバックグラウンドを反映させやすいのは、クラフトジンならではの特性で、ジンをとおして産地を知ることもできます。

このように、他のお酒にはない特徴を持ったクラフトジンは、新しいカルチャーとして多くの人に受け入れられ、世界中で大きなムーブメントとなっています。

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